乳歯は永久歯と違い、歯が溶けやすく、すぐに虫歯になってしまううえ、進行も早いです。
また生えたての永久歯は、歯の表面が弱く歯の溝も深いため、虫歯になりやすい要素をもっています。フッ素を塗ることで、虫歯予防の効果が期待できます。
歯周病などによって歯ぐきが下がってくると、普段なら歯ぐきで覆われているはずの歯の内部のセメント質や象牙質が露出してくることがあります。この部分は非常にデリケートで虫歯になりやすいため、フッ素を塗ることで虫歯のリスクを下げることに役立つとされています。
塗布の必要な回数はお口の状態によって異なりますが、十分な効果を得るためには、歯科医院で3〜4ヵ月に1回の定期的な塗布が理想です。